レースゲームと実車、運転の関係性
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毎週日曜日の記事更新。今回はレースゲームと実車の運転について。
所詮ゲーム。でも実際はどうなのか。そういうお話。
まず初めに。
私は別に研究者でもなければ教官でもなく。ただ車や運転が好きな人です。
まだ運転して日も浅いですが、それなりに走ってはいます。
今回は非スポーツ走行のお話。速さなんて求めている記事ではありませんので、あしからず。
私はかれこれ2歳の時からレースゲームであるグランツーリスモをプレイしています。
それから長年、免許を持ち実際に運転することを夢見て、今現在運転しています。
それを生業にしているわけではなく、趣味や通勤通学で運転しています。
また、特に高い車でも速い車でもなく、普通のミニバンを運転しています。
それで思うこと。
レースゲームは実車運転の役に立つ、ということ。
最近は分かりませんが、よく「ゲームをやると運転が乱暴になる」なんて言われてましたね。
それは実際にあり得ることでしょう。ただ使い方を間違えなければいい練習になると思うのです。
少なくとも、私の8割はレースゲームの経験から運転ができていると思っています。
実際に私が得られたと思うもので一番大きいのは「自身の限界・車の限界を理解できる」こと。
自分はどこまで対応できるのか、それを理解することが事故を防ぐ上で大切なものだと思います。
最近遊んでいるGT SPORTはオンラインを遊んだりしていると、
「いかにミスを減らしてクリーンな走行が出来るか」
というものをまず心がけます。
ロスの元であるクラッシュ・スピンは”第三者の介入”を除くと、自分のミスが原因。
例えば、「オーバーステアでスピン」だったり「アンダーステアでコースアウト」
これらは車の限界を理解できていないから起こることがほとんど。
極端に環境が変わらなければ、前周とのマシン性能に差は出ませんから、
大体コーナー角度に対するタイヤの限界だったりは感じられます。
実車ですと通常ならオーバーはないので、アンダーがほとんど。
ちょっとしたカーブでもスピードが速いと曲がれない。当然のこと。
自分の車はどれくらいの速度なら”確実”に曲がれるのか。それを理解することが大事。
限界を知ることよりは、マージンを含めた速度を知ること。それで走ることが大切。
ただ、走行環境で大きく限界性能は変わります。
「路面状況」はどうか。濡れてはいないか。若干劣化して波打ったりバンピーではないか。砂利はないか。
どれか一つだけでも違えば大きく変わります。特にバンピーな路面、砂利は簡単に横に流れます。
次に「車重」はどうか。一人だけか。複数人乗っているのか。荷物は。燃料は前と違う量かどうか。
人数や荷物はもちろん、燃料補給をしたてだと特に違いがハッキリ分かるレベル。
これだけではありませんが、ぜひ一度見直してほしいです。
自分の運転する車を理解する、これが事故を減らす一つの行動だと思いますので。