F1 オーストリアGPは大荒れ!
毎週日曜日の記事更新。開幕戦は観戦にも体力は必要だった。
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オースト”ラ”リアGP…ではなくオーストリアGP
先週末、第一戦のオーストリアGPが開幕。
天候は荒れず、大きなイレギュラーはなく開催されました。
といっても、コロナの影響でいろいろと時期が変わってしまして。
本来オーストリアGPは”開幕GP”ではない場所。
初戦がオーストリアGPというのは、それだけで特殊な状況でした。
クラッシュが起因”ではない”サバイバルレース
今回のレースは結果的に見れば、サバイバルレースとなってしまいました。
サバイバルレースとは、「生き残り」の戦い。
速さを競う通常のレースではなかった、という意味合いです。
というのも、参戦した20台のうち、完走は11台。
大体5割ちょっとなんですね。これは過去見ても結構少ない。
過去にも”サバイバルレース”と言われたレースはいくつもあります。
ただ、それは「天候不良」などの要因があったわけで…
今回のコンディションなど、諸々見てみると…
- 天候的にウェットコンディションではなかった
- 問題になるほどの風速ではなかった
- 大規模なクラッシュによる乱れはなかった
“サバイバルレース”になる要因には当てはまらない今回。
結果的に今回のレースがサバイバルとなってしまった原因として、
COVID-19(コロナウイルス)による開幕GP変更
でしょう。
コースの特徴によるマシントラブル続出
リタイアの原因としてはほとんどが”マシントラブル”によるリタイア。
理由は様々ですが、その原因はおそらく”コース”にあるでしょう。
オーストリアGPは「レッドブル・リンク」で行われました。
このコースは、前々からある特徴で有名なコースです。
その特徴は「縁石を走るとマシンがダメージを負う」という点。
自分の中では「殺人的な縁石のあるコース」というイメージ。
縁石による振動等の影響でマシンに被害があるんですね。
今回もレースであちらこちらでその問題が起きていました。
“ギアボックスがおかしい、縁石を踏まないように走ってくれ”
こんな無線が昨年優勝した”メルセデス”も言うぐらい。
次戦はシュタイアーマルクGP
次戦は本日から行われます、シュタイアーマルクGP。
名前は新しく見ますが、コースは同じく「レッドブル・リンク」です。
シュタイアーマルクというのは、コースのある州の名前なんだとか。
今回のレース、前回と同様のコースということでまた新しい状況です。
サバイバルで敗れたチームは”前戦の失敗をどう修正するか”、
逆に勝ち残ったチームは”さらにどう攻めていくのか”…
同じコースで連戦というのは新しい状況なので、
また違う楽しみが出来そう。
1ファンとしてはそう思えてならないです。